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(中古/USED CD)：02年の日本ツチノコ・レーベル盤／国内盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A / DISC=A
ソラ／空は、サブタイトル通り、サムラ・ママス・マンナのラーシュ・ホルメルが、吉田達也(ex.ルインズ,是巨人,返シドメ,etc)や向島ゆり子(ex.おU,ベツニナンモクレズマ,etc)等々と01年に新たに結成したユニット。本作は、02年に日本ツチノコ／インフィニート・レコードからリリースされたファースト・アルバムで、01年のマンダラ２でのライヴ音源1曲をボーナス収録。メンバーは、ホルメル、吉田、向島、大熊ワタル(ex.ベツニナンモクレズマ,Che-SHIZU,etc)、坂本弘道(ex.シノラマ,野戦の月楽団,etc)、清水一登(ex.オパビニア,チャクラ,ヒカシュー,etc)の6人編成を基本に、曲によって伏見蛍(ex.内核の波,etc)が適時参加。全曲ラーシュのペンによるナンバーで、かなりサムラっぽい曲からハードなプログレ・ナンバー、ポルカやクレズマーごた混ぜ的ボーダーレス・エスノ・フォーク・ナンバーなどなど、サムラ的ストレンジ・プログレ感をそれなりに担保しつつ、ゴッタ煮感十分のバカテク・アンサンブルを展開。さりげなく変拍子を織り込んだ楽曲、畳み掛けるアレンジ、ノリのよい演奏と祝祭的空気感が、国籍不明の民族音楽色に収束する様は見事。全体に楽曲のヴァリエーションは様々だが統一感があって、出るとこは出て引くとこは引く、メリハリの効いた緊張感のあるアンサンブルは、ともかくも圧巻で素晴らしい。この勢いのよさは、キレのよい吉田のドラムと坂本のベース＆チェロに負うところが大きいかも知れないが、例えば1,3,7,9,10曲目辺りの炸裂プログレ感も含め素直にカッコよく、時折香るカンタベリー感も含め、民族音楽＆バカテク系、プログレ系愛好家ならまずまず楽しめる好盤と思う。
ツチノコ盤
(Progressive/Strange,Folk Rock / Jewel-case CD(2002) / Tutinoko/Japan)
Lars Hollmer(acdn,kbd,mldc,vo)
吉田達也(ds,per)
大熊ワタル(clnt,acdn)
向島ゆり子(vln,mldc,t-piano)
坂本弘道(cello,b,saw)
清水一登(kbd,piano)
伏見蛍(g,mdln)
Produced by Unknown
収録曲目
01.Nationsjazz
02.Ljuua Lagen
03.Trampumpa
04.Arioso Nearau
05.Continue
06.Arp. Violin
07.Vaxeltango
08.Samma Zanzi
09.Parallell Angel
10.AKA Session
11.Novelty
12.Hoppas...Go
13.Yrsa Reguem
bonus track(2001 live at Mandala 2):
14.Hoppas Att Det Gar
