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(中古/USED CD)：98年の日本ワーナー・ミュージック盤／国内盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A (中スリーヴに汚れ微少) / DISC=A
ドゥービー・ブラザーズは、トム・ジョンストンとジョン・ハートマンが70年にカリフォルニア州サンノゼで結成したパッドを母体として、デイヴ・ショグレン、パット・シモンズ加入後にドゥービー・ブラザーズに改名した(諸説あり)。おそらく日本では、イーグルスとともに最もよく知られるウェスト・コースト系のビッグ・ネームの1つ。本作は、72年にUSAワーナー・ブラザースからリリースされたセカンド・アルバムで、邦題は「トゥールーズ・ストリート」、ライナーは小倉エージ(アナログLP時代の転用)、歌詞付。メンバーは、ジョンストン、シモンズ、ハートマン、タイラン・ポーター、マイケル・ホサックの5人編成を基本に、曲によってショグレン、ビル・ペイン(ex.リトル・フィート,etc)、ジェリー・ジャモンビル(ex.デラニー＆ボニー,etc)等が適時参加、ホーン・アレンジはジャモンビル、プロデュースはテッド・テンプルマン(ex.ハーパーズ・ビザール,etc)。何より巷では、シングル・ヒットした1曲目「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」のイメージが強いかも知れないが、しっとりとアンバーなアコースティック佳曲の4,8,10曲目、R&B調のホーンのハマりがよいカヴァーの5,6曲目(シールズ＆クロフツとソニー・ボーイ・ウィリアムソン)、ザ・バーズとはまた違った味わいの7曲目、セッション風の大盛り上がりを見せるハードな9曲目などなど、実は全体にメロディアスで味わい深い曲が多く、「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」のみにあらずという印象。濃密で聴き応え十分の好盤と思う。
国内盤
(Blues&Swamp/Swamp,Blues,Funk / Jewel-case CD(1998) / Warner/Japan)
Tom Johnston(vo,g)
Pat Simmons(vo,g)
Tiran Porter(b,vo)
John Hartman(ds,per)
Michael Hossack(ds)
Dave Shogren(b,vo)
Bill Payne(p,org)
Jerry Jumonville(sax)
Joe Lane Davis(sax)
Jon Robert Smith(sax)
Sherman Marshall Cyr(tp)
Horn Arranged by Jerry Jumonville
Produced by Ted Templeman
収録曲目
01.Listen To The Music/リッスン・トゥ・ザ・ミュージック
02.Rockin' Down The Highway/ロッキン・ダウン・ザ・ハイウェイ
03.Mamaloi/ママロイ
04.Toulouse Street/トゥールーズ・ストリート
05.Cotton Mouth/コットン・マウス
06.Don't Start Me To Talkin'/ドント・スタート・ミー・トゥ・トーキン
07.Jesus Is Just Alright/希望の炎
08.White Sun/ホワイト・サン
09.Disciple/ディサイプル
10.Snake Man/スネイク・マン
