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BRIAN ENO/Discreet Music (1975/4th) (ブライアン・イーノ/UK)

UKのEMI/ヴァージンから、09年新規DSDリマスターでのリシュー。クリアで奥行きが出ていて、非常に音質がよくなっている。ブライアン・イーノはサフォーク州ウッドブリッジ出身の音響アーティスト、プロデューサー、コンポーザー、キーボーティストで、ロキシー・ミュージックでの活動を経て、クリムゾンのロバート・フリップと共作した2枚のアルバム以降、クラスターやハルモニアとの共演や、オブスキュア&アンビエント・レーベルの設立など、いわゆる環境音楽/アンビエント・ミュージックの方向を確立していったビッグ・ネーム。本作は、75年にUKオブスキュアからリリースされたソロ名義フォース・アルバムで、クレジット・メンバーは、イーノ、コックピット・アンサンブル、ゲヴィン・ブライヤーズ(指揮)、プロデュースはイーノ。この後アンビエント・ミュージックへと発展していく、環境音楽としてのオブスキュア・ミュージックという概念は、イーノが交通事故で入院中の退屈な時間の中で、『聴くこともでき、無視することもできる音楽』として着想を得たもので、サティの『家具のように存在する音楽』という概念をさらに薄めて環境そのものと同化・同一化させ、空間の中で空気のように漂う曖昧な存在として提示するコンセプトということらしい。クラシックの定番であるパッヘルベルの「カノン」を、デジタル・リコール・システム付きシンセとチェンバー・アンサンブルで演奏、グラフィック・イコライザー、エコー・ユニット、テープ・レコーダー、ディレイ・システムを駆使してループさせ、幾重にもゆるやかに広がっていくドローン空間を創り上げていて、ともかくも非常に心地好くて気色悪いサウンド。1曲目のイーノ1人によるエレクトロニクス・ドローンも含め、優れて瞑想的なアンビエント・ミュージックの夜明け的好盤で、これはサウンドのデザイン化といってよいと思う。EUプレス盤

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輸入盤/デッドストック入荷
(Psyche/Ambient,Electronics / Jewel-case CD(2009 DSD Re-master) / EMI/Virgin/UK,EU)

BRIAN ENO/Discreet Music (1975/4th) (ブライアン・イーノ/UK)

価格:

1,980円 (税込)

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BRIAN ENO/Discreet Music (1975/4th) (ブライアン・イーノ/UK)

Brain Eno
The Cockpit Ensemble

Conducted by Gavin Bryars

Produced by Brain Eno


収録曲目
1.Discreet Music 2.Three Variations On The Canon In D Major By Johann Pachelbel:
(i)Fullness Of Wind
(ii)French Catalogues
(iii)Brutal Ardour

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