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UK/EUのエソテリック・レコーディングスから、70年のシングル・ヴァージョンやBBCセッション＆コンサート音源など計16曲をボーナスで加えての、23年新規リマスター＆3面開きデジパック＆2枚組拡大エディションでのリシュー。ファミリーは、62年にチャーリー・ホイットニーがレスターで結成したファリーナスを母体としたグループで、ロジャー・チャップマンとリック・グレッチが加入後の67年にロンドンに進出、リプライズ・レーベルとの契約の際にファミリーに改名した。この後ストリートウォーカーズやブラインド・フェイス、スタッドやキング・クリムゾン等々へと繋がっていく、ブリティッシュ・ロックの太い幹を担ったバンドの1つ。本作は、70年にUKリプライズからリリースされたフォース・アルバムで、メンバーは、前作と同じチャップマン、ホイットニー、ポリ・パーマー、ジョン・ヴィーダー、ロブ・タウンゼントの5人編成。旧LPのA面(1～4曲目)がロンドンのクロイドン・フェアフィールド・ホールでのライヴ音源、旧LPのB面(5～8曲目)がスタジオ・レコーディング音源で、当時としては唯一のオフィシャル・ライヴ音源が収録されたアルバムだった。ライヴ音源の4曲は、4曲目のようなシングル音源も含め他アルバムには収録されていない佳曲が多く、演奏も非常にカッコいい。スタジオ音源の4曲も含め、チャップマン、ホイットニー、タウンゼントの作り上げる太いメインのラインに対して、パーマーのヴィブラフォンとピアノ＆エレピ、ヴィーダーのヴァイオリン＆フルートとベースが実にいい塩梅のアクセントを付けていて、このメンバーでのアンサンブルも熟れている印象。ブルース基調のゴッタ煮プログレ系の好盤と思う。この後ヴィーダーはスタッド、ロロ、ガリヴァーへ。
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輸入盤
(Progressive/Psyche,Blues,Swamp / Digi-Pack 2CD(2023 Re-master) / Esoteric/UK,EU)
Roger Chapman(vo,per)
Charlie Whitney(el-g,ac-g,b,kbd)
Poli Palmer(vib,p,el-p,fl,ds,per)
John Weider(b,vln,ac-g,fl,per)
Rob Townsend(ds,per,harp)
Producerd by Family
収録曲目
(CD1):
01.Good News - Bad News
02.Willow Tree
03.Holding The Compass
04.Strange Band
05.Part Of The Load
06.Anyway
07.Normans
08.Lives and Ladies
bonus track:
09.Strange Band (studio version)
10.The Weaver's Answer (1970 single version)
11.Hung Up Down (1970 single version)
12.Normans (American LP edit)
(CD2/bonus):
"BBC Radio One Top Gear Session - 5th September 1970":
01.Good News - Bad News
02.Lives And Ladies
03.Holding The Compass
"BBC Radio One John Peel Concert - 27th September 1970":
04.Good News - Bad News
05.Drowned In Wine
06.Wheels
07.Processions / No Mule's Fool
08.Holding The Compass
09.Lives And Ladies
10.Strange Band
11.The Weaver's Answer
12.Blow By Blow
