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UK/EUのレパートリー・レコードから、22年新規リマスター＆2CDでのリリース。スリップ・ケース付で、ここではそのスリップ・ケースを載せた。イフは、ジャズ畑で活動していたディック・モリッシーやテリー・スミス等が中心となって、69年にロンドンで結成されたグループで、ブリティッシュ・ジャズ・ロックの中では知名度の高いビッグ・ネームの1つ。本作は、タイトル通り70年～72年におけるBBC音源をコンパイルした2枚組で、おそらくBBCが外部のラジオ局向けに制作・販売した放送用レコード音源。メンバーは、70～71年(ディスク1全曲＋ディスク2/1～6曲目)がモリッシー、スミス(ex.ゼブラ,etc)、デイヴ・クインシー(ex.ゼブラ,etc)、J.W.ホジキンソン(ex.ダリル・ウェイズ・ウルフ,ローグ,etc)、ジョン・ミーリング(ex.パスポート,etc)、ジム・リチャードソン(ex.ピップ・パイル,etc)、デニス・エリオット(ex.フォリナー,etc)の7人編成、72年(ディスク2/7～11曲目)はリチャードソンとエリオットがデイヴ・ウイントワー(ex.スティーラーズ・ホイール,etc)とクリフ・デイヴィス(ex.テッド・ニュージェント,etc)に交代した7人編成。概ね、メロディアスで軽快なボーカル入から、インプロでスリリングに盛り上がる炸裂セッションまで、ファースト～フィフス収録曲中心のセレクトで、ブルージーな泥臭さ基調のブリティッシュ・ジャズ・ロック好サンプルという印象。ハイテンションでドライヴ感が担保されたノリのよいアンサンブルは、流暢かつ上手でわりと素直にカッコよく、ブリティッシュ然としたセッション系のバンド感も十分で、ブルージーなジャズ・ロック系愛好家なら普通に楽しめる好ライヴ盤と思う。音質・バランスも全く問題ない。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Blues / Jewel-case 2CD(2022 Re-master) / Repertoire/UK,EU)
Dick Morrissey(sax,fl)
Dave Quincy(sax,clnt)
J.W.Hodkinson(vo)
Terry Smith(g)
John Mealing(kbd)
Jim Richardson(b)
Dennis Elliot(ds)
Dave Wintour(b)
Cliff Davies(ds)
Producerd by Unknown
収録曲目
(Disc One):
"Dave Lee Travis Show, 31 May 1970":
01.I'm Reaching Out On All Sides
"John Peel Sunday Concert, 2 August 1970":
02.The Promised Land
03.I'm Reaching Out On All Sides
04.What Did I Say About The Box, Jack?
"Sounds Of The 70s, 17 July 1970":
05.What Can A Friend Say?
"Sounds Of The 70s, 15 January 1971":
06.Your City Is Falling
07.I Couldn't Write And Tell You
08.Sunday Sad
09.Tarmac T. Pirate & The Lonesome Nymphomaniac
(Disc Two):
"Sounds Of The 70s, 19 July 1971":
01.Upstairs
02.Sweet January
03.Forgotten Roads
04.Fibonacci's Number
"Sounds Of The 70s, 14 September 1971":
05.Seldom Seen Sam
06.Far Beyond
"Radio 1 In Concert, July 1972":
07.Introduction: Alan Black
08.The Light Still Shines
09.What Did I Say About The Box, Jack?
10.Waterfall
11.Seldom Seen Sam
