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UK/EUのレパートリーから、23年新規リマスター＆2CDでのリリース。スリップ・ケース付で、ここではそのスリップ・ケースを載せた。エロック(ex.グローブシュニット)のレストア＆リマスタリングで、音質はクリアで迫力もあってよい。国内のディスク・ユニオンが輸入盤にオビ・解説を付けた国内流通盤。コロシアムは、元ニュー・ジャズ・オ－ケストラ、グラハム・ボンド・オーガニゼイションのジョン・ハイズマン、ディック・ヘクトール・スミス、トニー・リーヴスが中心となって、68年にロンドンで新たに結成されたグループで、この後テンペスト、モーグル・スラッシュ、コロシアムII、グリーンスレイド等の派生バンドを生んだ、ブルース系ブリティッシュ・ジャズ・ロックのビッグ・ネーム。本作は、69年3月26日にロンドンのシェパートン・スタジオで行われた「スーパーショウ」でのライヴ音源(ディスク1/1,2曲目)、70年5月14日にロンドンのクエスターズ・シアターで制作された、ショート・フィルム「コロシアム・アンド・ジューシー・ルーシー」でのライヴ音源(ディスク1/3,4曲目)、71年にレコーディングされていたオクラ入フォース「アポン・トゥモロウ」用音源(ディスク2/1～5曲目)、そのデモ音源(ディスク2/6～8曲目)をコンパイルした2枚組。メンバーは、69年がハイズマン、ヘクトール・スミス、リーヴス、デイヴ・グリーンスレイド、ジェームス・リザーランドの5人編成、70,71年がハイズマン、ヘクトール・スミス、グリーンスレイド、デイヴ(クレム)・クレムソン、マーク・クラーク、クリス・ファーロウ(ex.アトミック・ルースター,etc)の6人編成。既に映像でも知られているディスク1のライヴ群も、今回故ハイズマンの膨大なアーカイヴの中から発見された、初出となる「アポン・トゥモロウ」関連音源のディスク2も、ほぼ全編に渡って炸裂しっぱなしで、ともかくも圧巻のアンサンブルを堪能出来る。「アポン・トゥモロウ」は、知らないスタジオ音源がまだあっとは嬉しい限りで、グリーンスレイドのメロトロン多用も意外で面白く、ディスク1のライヴ群も含め、ちょっとほんとうに凄いハイテンションの好盤と思う。
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ディスク・ユニオン盤
(Progressive/Blues,Jazz Rock,Psyche / Jewel-case 2CD(2024 '23Re-master) / Disk Union,Repertoire/Japan,UK,EU)
Jon Hiseman(ds)all
Dick Heckstall-Smith(sax)all
Dave Greenslade(org,kbd,mltrn)all
Clem Clempson(g,vo)all
Mark Clarke(b,vo)all
Chris Farlowe(vo)all
James Litherland(g)disc1/1,2
Tony Reeves(b)disc1/1,2
Producerd by Unknown
収録曲目
(Disc1):
"Supershow, 26 March 1969":
1.Those Who Are About To Die Salute You
2.Debut
"Live At The Questors Theatre, 14 May 1970/Colosseum & Juicy Lucy recorded":
3.Downhill And Shadows
4.The Valentyne Suite (short version):
a)January's Search
b)February's Valentyne
c)The Grass Is Always Greener
(Disc2):
"Upon Tomorrow":
1.Upon Tomorrow
2.Jumping Off The Sun
3.Sleepwalker
4.The Pirates Dream
"Advision Studios, 13 August 1971":
5.Thank God For Things That Grow
"Demos, Lansdowne Studios, 1 August 1971":
6.The Pirates Dream
7.Upon Tomorrow
8.Thank God For Things That Grow
