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ALAN SORRENTI/Come Un Vecchio Incensiere All'alba...(コメ・ウン・ヴェッキオ...) (1973/2nd) (アラン・ソレンティ/Italy)

イタリアのユニバーサルから、18年新規リマスター&見開きデジスリーヴでのリシュー。アラン・ソレンティはナポリ出身のカンタウトーレ(シンガー・ソング・ライター)で、異様な夢遊病的路線のサードまでと、洗練されたAOR路線に豹変したフォース以降に大別されるが、少なくともサードまでの浮世離れしたサウンドは、ともかくも強烈なインパクトを放つ孤高の存在。本作は、73年にイタリアEMIハーヴェストからリリースされたセカンド・アルバムで、ロンドン録音。メンバーは、ボーカル、アコースティック・ギター、シンセのアランを核に、前作からのトニー・エスポジトの他、トニ・マルクス、ロン・マシエンソン、マリオ・ダモーラ、カーブド・エアのフランシス・モンクマン、ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターのデヴィッド・ジャクソン等々が曲によって適時参加、プロデュースも前作と同じコルラド・バッケーリ。概ね前作の延長線上にある、無限に突き抜けていくような拡がりと粘っこさが同居するアランの狂気ボーカルと、それに絡み付くようにバックが一体となって上昇していく、プカプカしたサイケ・フォーク・プログレを展開。この人の醸し出す浮遊感はかなり独特で、特に旧LPのB面全てを使った20分を超えるタイトル曲の狂気は、哭きながら壊れていき、そしてどんどん軽くなって浮かんでいくような感覚があって、非常に圧巻で素晴らしい。うっすらと地中海音楽色も見え隠れする、妖しくて哀しいサウンドの幽玄さは、ナポリによく降るという天気雨をイメージさせられる印象。前作と双璧をなす、ともかくも浮世離れした好盤と思う。カッコよし!。EUプレス盤/TESオビ・解説付

輸入盤
(Progressive/Psyche,Acid Folk,SSW / Digi-Sleeve CD(2018 Re-master) / Universal/Italy,EU)

ALAN SORRENTI/Come Un Vecchio Incensiere All'alba...(コメ・ウン・ヴェッキオ...) (1973/2nd) (アラン・ソレンティ/Italy)

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2,280円 (税込)

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ALAN SORRENTI/Come Un Vecchio Incensiere All'alba...(コメ・ウン・ヴェッキオ...) (1973/2nd) (アラン・ソレンティ/Italy)

Alan Sorrenti(vo,ac-g,syn)
Toni Marcus(vln)
Ron Mathienson(b)
Toni Esposito(ds,per)
Francis Monkman(syn,p,g)
David Jackson(fl)
Mario D'Amora(p)
Victor Bell(cello)

Producerd by Corrado Bacchelli


収録曲目
1.Angelo/アンジェロ
2.Serenesse/セレネッセ
3.Una Luce Si Accende/ウナ・ルーチェ・シ・アッセンデ
4.Oratore/オラトーレ
5.A Te Che Dormi/ア・テ・ケ・ドルミ
6.Come Un Vecchio Incensiere
All'alba Di Un Villaggio Deserto/コメ・ウン・ヴェッキオ・インセンシエーレ・アッラルバ・ディ・ウン・ヴィラッジオ・デセルト

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