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UKのシーリー・コート・デジタルから、テクスチャー紙見開きデジスリーヴでのリリース。400枚限定プレス。トゥエンティ・ファイヴ・ヴューズ・オブ・ワーシングは、ハートフォードシャー州ワトフォード出身のグループで、ロジャー・ヒリアーとマーク・サグデンが在籍していた高校生バンドのプリムローズ・パスを母体として、70年に結成されている。72年にアイランド・レコードと契約、キャラヴァンやジェネシス、モット・ザ・フープル等のサポート・アクトを務めていたが、結局作品リリースのないまま契約が終了、77年に自主制作で3曲入7インチ・シングル「ラット・ブレイン・インスィジョン」をリリースして解散した。本作は、サブタイトル通り、72～77年における未発表＆レア音源をコンパイルした発掘音源集で、ヒリアー本人のバイオグラフィー掲載ブックレット入、20年のUKウインド・ウェイカー・レコード盤LPに2曲プラスしたCDリリース盤。内容＆メンバーは、1～3曲目が72～73年のアイランド・スタジオ録音で、ヒリアー、サグデン、ポール・デヴォンシャー、ポール・リンゼイの4人編成が基本、4曲目が73年のモバイル録音で、ヒリアー、サグデン、デヴォンシャー、ピーター・テイシェンヌ、ジョン・ノックスの5人編成。5～9曲目がヒリアー、サグデン、ハーラン・コックバーン、ポール・ジリエロン、マルコム・バレットの5人編成で、5～7曲目はおそらく前述の77年シングル収録音源(77年パスウェイ・スタジオ録音)、8曲目は76年のスタンレイク・スタジオ録音、9曲目は77年のデモ音源を21年にヒリアーが再構成したもの。オルガンと管楽器を軸としたジャズ・ロック基調のアンサンブルと楽曲は、例えば、スーパーシスターのサイケ感に、ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのエレガントなくぐもり感を加味したようなカンタベリー感十分で、存外と楽しめる。
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輸入盤／限定400枚プレス
(Progressive/Canterbury,Jazz Rock,Psyche / Digi-Sleeve CD(2022) / Seelie Court Digital/UK)
Roger Hillier(org,el-p,p,hpcd,vib,vo)all
Mark Sugden(ds,per,vo,tp)all
Paul Devonshire(sax,clnt,fl)1-4
Paul Lindsay(b,vo)1-3
John Knox(b)4
Peter Teychenne(tb)4
Paul Gillieron(sax,el-p,vo)5-9
Harlan Cockburn(g,vo)5-9
Malcolm Barrett(b)5-9
Richard Leach(tb)1
Eddie Baird(ac-g)2,3
Wall Hall Collage & Warlord Art School Choir(choir)2
Produced by Twenty Five Views Of Worthing
収録曲目
Chapter One(recorded 1972-73 at Island Studios, Basing Street London):
1.Vamp Till Ready
2.Joke Without Words
3.Freak Show
Transition(mobile recording 1973 at The Sportsman, Croxley Green Herts):
4.In For A Quick One
Chapter Two:
"recorded 1977 at Pathway Studios, Grosvnor Avenue London":
5.You Are What You Eat
6.Do The Azimuth
7.Rat Brain Incision
"recorded 1976 at PDS Stanlake Studios, Shepherd's Bush London":
8.More Feathers, More Dogs
"1977 demo reconstructed in 2021 by Roger Hiller at The Old Chapel Ivinghoe":
9.Ratification
