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USA/EUのシンク・ライク・ア・キー・ミュージックから、リミックスや別ミックス等4曲をボーナスで加えての、見開きデジスリーヴでのリリース。ザ・ゲイトキーパーズは、ロサンジェルスを拠点にマルチ奏者兼コンポーザー兼プロデューサーとして活動する、アレックス・ローテンを中心としたユニットというかプロジェクトで、本作は22年にリリースされた(只今のところ)ファースト・アルバム。メンバーは、プロデュース兼任のローテンを軸に、シンキング・プラグ関連のボブ・ドレイク、デイヴ・ウィリー、エレーヌ・ディ・ファルコ、デボラ・ペリーや、エイミー・デニオ、エミリー・ヘイ(U・トーテム,etc)、モント・キャンベル(ex.エッグ,etc)、ダンカン・マッケイ(ex.10cc,etc)、ショーン・フィリップス、ロバート・ウェッブ(ex.イングランド,etc)、モルガン・オーギュレン(ex.マッツ／モルガン,etc)、フレデリック・レペ(ex.ヤン,シャイロック,etc)、ジャコポ・コスタ(ex.カマンベール,ユーゲン,etc)、ブレイン・ライニンガー(ex.タキシードムーン,etc)の他、レジデンツやチーパー・アクシデント等々のメンバー達が曲によって適時参加。ちょっと驚きの多さと雑多な参加メンバー達だが、楽曲もカンタベリー・サイケ・ポップ＆ジャズロック調、RIO系チェンバー・ロック調、ストレンジ・トイ・ポップ調、マッツ／モルガン調、フランク・ザッパ調などなどヴァリエーション十分。キャッチーなのに宙吊りで帰着しないメロディやコードの組み合わせ、ミュージカル仕立てだが健康的でない空気感辺りは、メインストリームのミュージック・ビジネスをおちょくっているような印象で、さりげなく凝ったアレンジや緻密な構成、複雑なハーモニー・コーラスも含めた全体のアンサンブルは非常に上等。耳触りの柔らかい、カンタベリー風のエレガントさとユーモラスさを主軸とした、聴き込むにつれ味わいが深くなる不思議なサウンドと思う。面白い！。
輸入盤
(Progressive/Canterbury,R.I.O,Experimental,Pops / Digi-Sleeve CD(2022) / Think Like A Key Music/USA,EU)
Alex Wroten
Bob Drake
Amy Denio
Dave Willey
Elaine di Falco
Deborah Perry
Emily Hay
Mont Campbell
Duncan Mackay
Shawn Phillips
Robert Webb
Morgan Agren
Frederic L'Epee
Jacopo Costa
Dan Britton
Wally Scharold
Matthew Parmenter
Renaldo M.
R. Stevie Moore
Alan Jenkins
Brian Wnukowski
Bill Brovold
Paul Lai
Rob Allum
Blaine Reininger
Ty Citerman
Molly Harvey
THE RESIDENTS
CHEER-ACCIDENT
CULT WITH NO NAME
THE DARKENING SCALE
Produced by Alex Wroten
収録曲目
01.Butterflies
02.I Like The Strange Things
03.A Promising Direction
04.Who Are The Gatekeepers?
05.The Professional
06.Ignorance
07.The Patron
08.Anonymity
09.The Pundit
10.I Think I Like The Strange Things?
11.Obscurity
12.The Algorithm
13.A Compromising Direction
14.All The Way To The Bank
15.I Like The Normal Things
bonus track:
16.All the Way to the Bank (Remix)
17.The Professional (Seen It All Mix)
18.Tight Armhole (The Algorithm)
19.The Patron (Cattle Baron Mix)
