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UK/EUのユニバーサル／アイランド・レコードから、アルバム未収シングル、BBCライヴ＆セッション等11曲をボーナスで加えての、07年新規リマスター＆4面デジパック＆2CDでのリシュー。ウイッシュボーン・アッシュは、マーティン・ターナーとスティーヴ・アプトンが在籍していたトリオ・バンドのタングルウッドを母体とするグループで、地元デヴォン州トーキーからロンドンに進出後、ギタリストが抜けてテッド・ターナーが加入、69年にアンディ・パウエルが加入してウイッシュボーン・アッシュに改名した。70年にディープ・パープルの前座を務めた時にリッチー・ブラックモアが気に入り、リッチーがプロデューサーのデレク・ローレンスに紹介してデビューに至る。ツイン・リード・ギター・スタイルの代表的存在として広く知られる、ブリティッシュ・ハード系のビッグ・ネーム。本作は、72年にUKのMCAからリリースされたサード・アルバムで、メンバーは、前述のアンディ、テッド、マーティン、スティーヴの4人編成を基本に、1曲でジョン・タウト(ex.ルネッサンス)のオルガンが入る。プロデュースはローレンス、スリーヴ・デザインはヒプノシス。おそらく解説不要の著名盤というか、ブルース基調のハード色とトラッド基調のくぐもった情感が、プログレ的アレンジで纏められた佳曲揃いの内容で、特にLP旧B面のディスク1：4～7曲目の流れは、ハード系愛好家は勿論プログレ愛好家にも広くアピールする大好盤と思う。尚、ボーナスのディスク1：8曲目はアルバム未収シングルB面、9,10曲目は72年8月のメンフィスのFMスタジオでのライヴを収録した、プロモ・オンリー12インチ・シングル「ライヴ・イン・メンフィス」、ディスク2は72年5月のBBCライヴ＆セッション集で、素直にカッコよくて非常に楽しめる。
輸入盤／デッドストック入荷
(Blues Hard/Blues,Progressive,Trad/ Digi-Pack 2CD(2007 Re-master) / Universal/Island/UK,EU)
Andy Powell(g,vo)
Ted Turner(g,vo)
Martin Turner(b,vo)
Steve Upton(ds,per)
John Tout(org)
Producerd by Derek Lawrence
収録曲目
(Disc One):
01.Time Was
02.Sometime World
03.Blowin' Free
04.King Will Come
05.Leaf And Stream
06.Warrior
07.Throw Down the Sword
bonus track:
08.No Easy Road (1972 single)
09.The Pilgrim (1972 "Live in Memphis" promo single)
10.Phoenix (1972 "Live in Memphis" promo single)
(Disc Two):
"BBC Radio 1 In Concert: Paris Theatre London 25th May 1972":
01.Time Was
02.Blowin' Free
03.Warrior
04.Throw Down The Sword
05.The King Will Come
06.Phoenix
"BBC Radio 1 Bob Harris Show Session: 31st May 1972":
07.Blowin' Free
"BBC Radio 1 Pete Drummond Show Session: 10th May 1972":
08.Throw Down The Sword
