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(中古/USED CD)：00年の日本エレジー／ベル・アンティーク盤／国内流通盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A (プラケ爪跡有) / DISC=A (スリ傷微小、再生に影響なし)
ラーマンは、アラブ系フランス人のマハマド・ハーディとアマール・メチャラフの姓違いの兄弟が中心となって75年にパリで結成されたグループで、本作は79年にフランスのラムセス／ポリドールからリリースされた唯一のアルバムと思われる。フランスのムゼア盤に国内のエレジーがオビ・解説を付けた国内流通盤で、ライナーは伊藤直継、77年の未発表音源4曲をボーナス収録。メンバーは、ハーディ、メチャラフ、ミシェル・ルティジュリアーノ、ジェラール・プレヴォー(ex.ザオ,etc)、ルイ・セザール・エワンデの5人編成が基本で、曲によってディディエ・ロックウッド(ex.マグマ,ヴォルコール,etc)、 ジェラール・クルジアン、ナディア・ヤミナ・ハディ等々が適時ゲスト参加、ラマセス・レーベルとマハマドの共同プロデュース。概ね、アラビックなフレーズやリフを基調としたジャズ・ロック調のサウンドを展開していて、オーソドックスなプログレ色、マグマ的なズール色、ザオ的なバカテク色などが妙なバランスで交叉。アラビック感十分のミニマリスティックなリフ＆リズム空間に、ギターやヴァイオリン、キーボードなどがこれまたアラビック感十分のソロやフレーズで切り込んでくるスタイルが基本で、特に2,4,5曲目辺りの炸裂感は素直にカッコいい。全体にハイテンションかつ濃密で、ブズーキやウード、 ナイ、タブラ等の民族楽器のハマりも面白く、元ザオのプレヴォーやゲスト参加のロックウッドも含め、テクニカルなアンサンブルは非常に上等。知名度はないかも知れないがジャズ・ロック系愛好家ならまずもって楽しめるだろう好盤と思う。ボーナス群は、本作収録曲の原曲的ナンバー群のようだが、けっこうカッコいい演奏が多くてこちらも楽しめた。人脈図付
マーキー盤
(Progressive/Jazz Rock,Arabic / Jewel-case CD(1998) / Heresie/Belle Antique,Musea/Japan,France)
Mahamad Hadi(g,g-syn,bzki,oud)
Michel Rutigliano(kbd,syn)
Gerard Prevost(b)
Amar Mecharaf(ds,per)
Louis-Cesar Ewande(per)
Didier Lockwood(vln)
Nadia Yamina Hadi(vo)
Richard(ney)
Gerard Kurdjian(tbla)
& Others
Producerd by Ramses & Mahamad Hadi
収録曲目
01.Atlanta/アトランタ
02.Nadiamina/ナディアミナ
03.Ab/アブ
04.Danse Sacree/聖なる舞踏
05.Leila/レイラ
06.Marche Funebre/葬送
bonus track(1977 unreleased)
07.Marche Funebre/葬送
08.Danse Sacree/聖なる舞踏
09.Nadiamina/ナディアミナ
10.Atlanta/アトランタ
