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(中古/USED CD)：98年の日本アヴァロン盤／国内(サンプル)盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A (裏面シミ有) / DISC=A
ゴーディアン・ノットは、元シニックのショーン・マローンが98年に立ち上げたプロジェクトで、「ディシプリン」以降のキング・クリムゾン的ギター、チャップマン・スティックを主軸に、プログレ、ヘヴィ・メタル、ポスト・ロックのミクスチャー・インスト・サウンドを展開した。本作は、98年にUSAレーザーズ・エッジ傘下のセンサーからリリースされたファースト・アルバムで、ライナーは伊藤政則、日本盤オンリー・ボーナス2曲収録。メンバーは、マローン、ショーン・レイナート(ex.シニック,アゴーラ,etc)、グレン・スネルウォー(ex.アット・ウォー・ウィズ・セルフ,etc)の3人を核に、トレイ・ガン(ex.キング・クリムゾン,KTU,etc)、ジョン・マイオング(ex.ドリーム・シアター,プラティパス,etc)、ロン・ジャーゾンベク(ex.ウオッチタワー,スパスティック・インク,etc)、アダム・レヴィ(ex.ノラ・ジョーンズ,etc)等が曲によって適時参加、ガンとマローンの共同プロデュース。概ね、クリムゾン調のギター＆スティック・アンサンブルを基調に、プログレ的ダークネス、ヘヴィ・メタル的ハードネス、ポスト・ロック的ソリッドネスが同居する非常に引き締まったサウンドで、ミニマリスティックなリフ＆フレーズ、リズム・パターンを軸に、ある程度情感を担保しつつバカテクなアンサンブルで盛り上がる様は素直に圧巻。変拍子とポリリズムを適時交えつつの一糸乱れぬバカテク感は、全体にハード・フュージョン方面の洗練感も十分で、J.S.バッハ(7曲目)やパット・メセニー(11曲目)のカヴァーも含め、例えばクリムゾンのポスト・ロック的展開やプログレ・メタル的展開としても成立していて、ともかくもカッコいい好盤と思う。この後、03年にセカンドをリリースして休止状態となり、20年12月にマローンが自殺してしまった、合掌！。
国内盤
(Progressive/Post Rock,Symphonic,Psyche,Metal / Jewel-case CD(1998) / Avalon/Japan)
Sean Malone(bass,chapman-stick,kbd)
Glenn Snelwar(g,mdln)
Ron Jarzombek(g)
Adam Levy(g)
Sean Reinert(ds,per)
John Myung(chapman-stick)
Trey Gunn(warr-g)
Produced by Trey Gunn & Sean Malone
収録曲目
01.Galois/ガロア
02.Code/Anticode/コード/アンティコード
03.Reflections/リフレクションズ
04.Megrez/メグレス
05.Singularity/シンギュラリティ
06.Redemption's Way/リデンションズ・ウェイ
07.Komm susser Tod, komm sel'ge
08.Rivers Dancing/リヴァーズ・ダンシング
09.Srikara Tal/スリカラ・タル
bonus track(Japanese only):
10.Grace/グレイス
11Unquity Road/アンクィティ・ロード
