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カナダのディスクXXI-21から、未発表曲2曲(CD2/10,11曲目)をボーナスで加えての、06年リマスター＆2CDでのリシュー。多分初CD化。ディオンヌ・ブレジャンは、ヴァンサン・ディオンヌとミシェル・ジョルジュ・ブレジャンのデュオ・ユニットで、75年頃にモントリオールで結成されている。ブレジャン兄弟のユニットのブレジャン関連としてや、オリジナルLPのけっこうなプレミアム価格でも知られているかも知れない。本作は、76年のファースト(CD1)と77年のセカンド(CD2)の全2枚のアルバムをカップリングした2枚組で、オリジナルはともにカナダのキャピトル。メンバーは、各種パーカス、金物、ドラム等のディオンヌと、キーボード＆エレクトロニクスのブレジャンのデュオ編成が基本で、曲によってファーストではボーカル＆コーラス、セカンドでは弦・管楽器が適時ゲスト参加。概ね、キーボードとドラム＆パーカスによるヘヴィ・シンフォニック・プログレ的様相のサウンドを展開していて、ダーク感が担保された組曲形式のメロディアスな楽曲や音色は、例えばクリアライトの「クリアライト・シンフォニー」やタンジェリン・ドリームの「タングラム」辺りに近似する印象。エレクトロニクス＆実験音楽方面の要素も交えた重厚なアレンジ、緊張感十分で濃密な演奏は素直にカッコよく、各種キーボード＆パーカス群の使い所のチョイスが見事で、ともかくもよくわかっているという印象。特にセカンド後半の疾走感は素晴らしいが、どちらも秀逸かつドラマティックで、ボーナス2曲も含め文句なしの好盤と思う。カッコよし！。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Heavy Symphonic,Electronics / Jewel-case 2CD(2006 Re-master) / Disques XXI-21 Records/Canada)
Vincent Dionne(bells,glocken,gong,vib,xyl,w-chimes,per,ds)all
Michel-Georges Bregent(cvnt,el-p,mltrn,org,p,syn,sequencer,effect)all
Pauline Vaillancourt(vo)1
Jacques Lareau(choir)1
Judith Richard(choir)1
Madeleine Jalbert(choir)1
Mary-Lou Gauthier(choir)1
Nicolas Desjardins(choir)1
Pauline Vaillancourt(choir)1
Yves Lapierre(choir)1
Johanne Arel(vln)2
Raymond Dessaint(vln)2
Eugene Robitaille(vla)2
Margot Morris(harp)2
Andre Migneault(cello)2
Pierre Cormier(congas)2
Denis Lagace(tp)2
Guy Archambeault(tp)2
Albert Devito(tb)2
J.P. Carpentier(tb)2
Produced by Dionne-Bregent
収録曲目
(CD1/...Et Le Troisieme Jour):
01.Incarnation
02.Chant D'Espoir (Instrumental)
03.Chant D'Espoir
04.Resurrection
"L'Eveil Du Lieu":
05.Possession / Destination
06.Choc
07.Temple Du Silence
08....Des Cycles Et Des Passions
I - Jeux Des Tensions
II - Convergence Des Jeux
III - Retour Du Mythe
09.Transcendance Du Lieu / Delivrance
(CD2/Deux):
01.Ouverture
"Le Prophete: Suite Fraternelle":
02.Dans La Memoire Du Temps
03.Evocation De Re
04.Lethargie
05.Chant Fraternel
06.Danse Françoyse
07.Gratte-ciel Polyphonique / Postlude
08.Campus
09.Transit Express
bonus track(unreleased):
10.Nr. 9 Zyklus (1959) - Fur Einen Schalagzeuger
11.Fil De Terre
