イタリアのBTF/ヴィニール・マジックから、限定アナログLPでのリシュー。180g重量ヴィニール使用のLP盤で、14年新規リマスター音源、ゴールド&レッド・ミックス・カラー盤、オリジナル・インナーバッグ入。パスクアーレ・ミニエリとジョルジオ・ヴィヴァルディは、カンツォニエーレ・デル・ラツィオ(CDL)のリズム隊の2人で、ともにマウロ・パガーニの「地中海の伝説」に参加していたことでプログレ系リスナーには知られているかも知れない。本作はCDL解散後の79年にイタリアのミルトからリリースされたデュオ名義唯一のアルバムで、本来はデュオ名義だが、タイトルの「カルナシャリア」のほうがもしかすると通りがよい。メンバーは、ミニエリとヴィヴァルディを中心に、曲によってパガーニ、アレアのデメトリオ・ストラトスとワルター・カローニ(ex.PFM)、CDLの僚友カルロ・シリオットの他、ピエロ・ブレガ、クララ・ムルタス等のソリスト、マウリツィオ・ジャンマルコ、トマーゾ・ヴィットリーニ等々の腕のよいセッション・ミュージシャン達が適時参加している。CDLやアレアの一連の作品、パガーニの「地中海の伝説」辺りと同系統の、地中海音楽を基調としたフォーク&フォーク・ロックを展開していて、地中海音楽色に隠し味的なプログレ感が交叉する非常に素敵なサウンド。キラキラした地中海の陽光を感じさせる、ゆったりとした牧歌的な空気感の中に、弾けるような祝祭的景観が鮮やかに浮かび上がるような印象で、優れて映像的な楽曲や演奏の雰囲気のよさも含め、「地中海の伝説」に劣らずの大好盤と思う。素晴らしい!。
輸入盤/デッドストック入荷
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(Progressive/Mediterranean Trad,Folk / 180g Vinyl LP(2014 Re-master) / BTF/Vinyl Magic/Italy)
Pasquale Minieri(g,b,per)
Giorgio Vivaldi(tabla,per)
Mauro Pagani(vln,mdln)
Demetrio Stratos(vo)
Piero Brega(vo)
Nunzia Tambara(vo)
Clara Murtas(vo)
Carlo Siliotto(vln)
Maurizio Giammarco(sax)
Tommaso Vittorini(sax)
Pablo Romero(fl,pan)
Danilo Rea(p)
Marcello Vento(ds)
Walter Calloni(per)
& Others
Producerd by Pasquale Minieri, Giorgio Vivaldi, Maurizio Giammarco
収録曲目
Lato A:
1.Canzone Numero Uno (C'e Chi Batte I Denti, Chi Prende Il Ritmo E Ci Balla Sopra)
2.Fiocchi Di Neve E Bruscolini
3.Almeisan
Lato B:
1.Kaitain (22 Ottobre 1962)
2.Cruzeiro Do Sul
3.Gamela