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EMILY BARKER & THE RED CLAY HALO/Almanac (2011/2nd) (エミリー・バーカー&ザ・レッド・クレイ・ヘイロー/Australia,UK)

UK/スコットランドのリン・レコードから、別ヴァージョン2曲をボーナスで加えての、3面開きデジスリーヴでのリシュー。エミリー・バーカーはオーストラリアのブリッジタウン出身のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、02年に渡英してロブ・ジャクソンと共にザ・ロー・カントリーを結成、イギリスとオーストラリアを行き来してソロと並行活動していたが、11年以降はスコットランドのグラスゴーを拠点としているようだ。ザ・レッド・クレイ・ヘイローは、エミリーの06年のファースト・ソロ・アルバム「フォトズ・ファイアーズ・フェイブルズ」に参加していた3人の女性ミュージシャンが、意気投合して新たに結成したグループ。本作は、11年にUKエヴリワン・サング/オーストラリアのウォーキング・ホースからリリースされたエミリー・バーカー&ザ・レッド・クレイ・ヘイロー名義セカンド・アルバムで、メンバーは、エミリー、ジル・サンデル、ジョ・シルヴァーストン、アンナ・ジェンキンスの4人編成を核に、曲によってテッド・バーンズ、ドム・コヨーテ、ナット・バトラー、アリ・フレンド等々が適時参加、エミリーとバーンズの共同プロデュース。概ね、アシッド・フォーク調のアンバーなフォーク・サウンドを展開していて、わりとキャッチーな方面のエミリーのソロ作品とは趣を異にする。ギター、バンジョー、ヴァイオリン、チェロ、ミュージック・ソウ等の弦楽アンサンブルを軸に、アコーディオンやフルート、グロッケンシュピール、メタロフォン等を織り交ぜた室内楽的響きは素敵で、少しくぐもった声の柔らかいエミリーのボーカル、女性達のハーモニー・コーラスのマッチングも上々。明る過ぎず暗過ぎずだが郷愁感が滲む楽曲もよく、淡々と非常に心地好い文句なしの好盤と思う。ダニエラ・ヤッレンカ・テッラッツィーニのスリーヴも素晴らしい。

輸入盤
(Folk&Folk Rock/Acid Folk,SSW / Digi-Sleeve CD(2013) / Linn Records/UK)

EMILY BARKER & THE RED CLAY HALO/Almanac (2011/2nd) (エミリー・バーカー&ザ・レッド・クレイ・ヘイロー/Australia,UK)

価格:

2,380円 (税込)

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EMILY BARKER & THE RED CLAY HALO/Almanac (2011/2nd) (エミリー・バーカー&ザ・レッド・クレイ・ヘイロー/Australia,UK)

Emily Barker(vo,ac-g,el-g,bjo,per,mtlphon,chimes)
Gill Sandell(acdn,fl,org,p,el-g,vo)
Jo Silverston(cello,bjo,m-saw,vo)
Anna Jenkins(vln,vo)
Dom Coyote(vo)
Ted Barnes(ac-g,el-g,sl-g,mdln,per,glocken,thumb-p,toy)
Nat Butler(ds)
Ali Friend(d-b)
Liz Jones(tp)
Ben Eshmade(fr-hrn,fl-hrn)

Produced by Emily Barker & Ted Barnes


収録曲目
01.Billowing Sea
02.Reckless
03.Ropes
04.Little Deaths
05.Dancers
06.Pause
07.Openings
08.Calendar
09.Light
10.Witch Of Pittenweem
11.Bones

bonus track(alter version):
12.Ropes
13.Pause

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