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オランダのSOSSからのリリース。スーパーシスターは、ハーグのグローティスス大学の学生バンドだったプロヴォケイションを母体として、68年に結成されたグループで、オランダ出身ながらかなりカンタベリー色の強いサウンドを展開した。本作は、60～70年年代における未発表音源をコンパイルした発掘音源盤で、おそらく全て初出。内容は、1～4曲目がライヴ音源で、ロベルト・ヤン・スティップス、サーチャ・ファン・ギースト、ロン・ファン・エイク、マルコ・ヴロイクの4人編成、ファーストとサードから2曲ずつセレクトされていて、おそらく72年頃と思われる。5,10～17曲目がデモ音源で、ヤン・スティップス、ファン・ギースト、ファン・エイク、ヴロイク、ヘルハルト・スミット、ロブ・ドーウの6人編成、1～3分程度のマテルアルが多く、おそらく68～69年頃と思われる。6～12曲目が71年10月4日にハンブルクでレコーディングされたNDRオーケストラとの共演音源で、ヤン・スティップス、ファン・ギースト、ファン・エイク、ヴロイクの4人編成、アレンジはヤン・スティップス、指揮はアルフレート・ハウゼ。ライヴとオーケストラとの共演音源は、音質もクリアでバランスもよく、初期ソフト・マシーンとキャラヴァンの狭間をいく感じのエレガントなサイケ感と、ジャズ・ロック調の上等な演奏が見事なマッチングを見せていて、ともかくも素直にカッコいい。ギターとトランペットがいるデモ音源群は、短くて断片的な感じなので全体像は今一つ掴めないが、わりとアート・ロック調で楽しめる。
輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Psyche,Jazz Rock,Canterbury / Jewel-case CD(2000) / Soss Music/Holland)
Robert Jan Stips(vo,kbd)
Sacha Van Geest(fl,vo)
Ron Van Eck(b,g)
Marco Vrolijk(ds)
Gerhard Smid(g,vo)
Rob Douw(tp,vo)
NDR Sinfonieorchester(orchestra)
Alfred Hause(conduct)
Producerd by Unknown
収録曲目
01.Present From Nancy (live)
02.Radio (live)
03.Mexico (live)
04.Judy Goes On Holiday (live)
05.(2x3=) 6 Blauwe Dwergen
06.Hommage
07.Sweet Suicide
08.Modest Man
09.Wine Melody
10.Nothing Is Real
11.Workman's Song
12.House In The Country
13.Seven Ways To Die
14.Woods Of Frustrated Men
15.Corporating Comboboys
16.Manke Boerenwals
17.Psalm
